くすり:薬効と副作用 [こころね(心音)]
20年くらい前のことです。
処方された薬の服用で薬疹がでて、薬を変えても、また発疹、
そういうことが続いた時期がありました。
それ以前には、喘息の発作がおきたとき、また、お腹が痛いときなど、
その苦しさ、痛みを取り去ってくれるのが薬だったのに・・・
薬疹がでても、処方した医師としては私の体質によるものだと言うことで、
どうすることもできません。
苦しむの私なので、やはり、初めて飲む薬には慎重になります。
ディオバン80mg、今年ノーベル化学賞に輝いた北海道大学名誉教授、鈴木先生の「鈴木カップリング」により化学的に合成、製造された薬ですが、これも同じことです。
80mgを服用して何か副作用が起きたら、後悔することになるので、
割線で割って、約40mgを服用することにしました。
割線が付いているので、割ることには問題はないと思われましたが、一応除放製剤ではないことを確認しました。
(主治医の先生、勝手なことをして申し訳ありません。)
朝の7時40分に服用、その後、1.5時間くらいまでゲップがでると、今まで経験したことのない臭いや味が感じられました。
倦怠感と脱力感、特に、11時くらいから昼食を摂るまでの間、強く感じられました。
昼食後は、少し復活しましたが、だるい状態にはかわりはありませんでした。
18時に帰宅したときの血圧はいつもと同じくらい、血圧には変動はないのに、
とにかくだるいのです。
入浴時に脚のむくみが酷いこともわかりました。
結局、翌日からは中止して様子をみる事に・・・
こんなにだるいのに効果がでるのは1~2週間後?
また、ノルバスクのときと同じで、副作用のために薬を追加しなければならないとうい予感がしました。
でも、このくらいの副作用は我慢して服用を続けなければならないのかもしれません。
抗がん剤の副作用に比べたら、序の口以下でしょうから・・・
ある抗がん剤のインタビューフォームには私の名前もでています。
昔、医薬品の開発で実施しなければならない試験のひとつを担当していました。
副作用の強い薬を世の中にだす手助けをしておきながら・・・
自分は副作用がでるような薬は飲めない。
矛盾していますか?
開発にかかわった薬は、副作用は強いけれど、その分、薬効も確かです。
今朝の血圧は収縮期145、拡張期104、心拍数69
朝食後09:05 133 95 69
散歩後11:40 127 91 79
昼食
散歩後14:30 131 90 80
夕食前17:25 141 98 71
これだけ見たら、降圧剤は服用しなくてもいいような感じです。
拡張期血圧は90以上ですが・・・
アブレーション直後は血圧を上げようとしても上げられないときがありました。
血圧がさがって、心拍数が増加し、駅の階段を登るのがやっとのこともあったのです。
2年経って、心臓は完全復活し、以前にも増して収縮力がアップしてしまったのでしょうか?
主治医から「こんな強い心臓初めてみた。」 などと言われていた心臓が戻ってきたのでしょうか?
それとも・・・
今日は小春日和で、気持ち良く、
散歩すると少し汗ばむくらいでした。
いい気分転換ができました。
病院の屋上庭園の花と実、そして主
ソヨゴ、6月に撮影した花です。
花はたくさん付いているのに、実は1個づつでした。食べられてしまった?
ワイルドストロベリー、
収縮期は全く問題ないですよね。
なぜ拡張期だけ高いのか、その原因をつきとめたいですね。。。
むくみもあるということは体内に水分が貯留しやすい状態ということですから、まずは腎機能が正常なのか、心臓にもむくみがないのか、ここはしっかり検査しておきたいところですね。
by iyashi (2010-11-24 17:52)
iyashiさん
健康診断では血圧が高い以外に全く異常は認められません。今回、ディオバンを処方する際にも、主治医は腎機能に異常がないか血液検査結果を確認していました。ディオバン服用(40mg)したその日に酷くむくみましたが、服用を中止してからは元に戻っています。服用した日の昼間の血圧は測定できませんでしたのでわかりませんが、いつもよりは低血圧になっていて腎臓への血流量が少なくなり、尿量が減って、その結果、むくんでしまったのではないかと思いました。
by psvt.abl (2010-11-24 21:09)