非自己から自己へ [こころね(心音)]
小学校の時から喘息で入院していました。
秋になると必ず大きな発作を起こして病院に運ばれていたのです。
急に運ばれたとき、小児科の部屋が空いていなかったのか、60歳くらいのおばさんとふたり部屋だったときがありました。
咳が出ると退院できないので、お医者さんの前ではこらえようとして必死だったのに、そのおばさんが、「朝、咳が出ていたわよねぇ」 などと、わざわざ告げ口するので、なかなか退院できなかった嫌な思い出があります。
その頃から、「メジヘラー・イソ」というイソプロテレノールの吸入薬を携帯し、発作時に吸入していました。1回吸入するだけで、すごくドキドキするけど、呼吸の苦しいのが治まり、魔法の薬のようでした。
中学校になると、だんだん、大きな発作を起こすことなく過ごすことができるようになっていました。
ただ、殺虫剤、蚊取り線香、ベープマットはだめでした。蚊や虫が死ぬ前に私が発作を起こします。
だから、そういったものを体に寄せ付けないようにして生きてきたのです。
25年くらい前に、今住んでいるマンションに越してきたときに、また、すぐに発作を起こし、最初は何が原因かわかりませんでしたが、押入れの抗菌コートではないかと、押入れを開かずの押入れにしてやっと発作のない生活ができるようになったのです。
越してきた頃、会社が休みになる土曜日に発作を起こすことが多く、毎土曜日に点滴をしてもらいに救急外来に通っていました。
あの頃は勤めていて本当によかったと思います。会社に行って体を回復させていました。
それじゃあなかったら、せっかく購入したマンションを手放さなければならなかったでしょう。
15年くらいは喘息の大きな発作を起こすこともなく、花粉の季節には用心して、平穏な日々が続いたのですが・・・
その間に体の中では着々と自己に対する抗体を産生し、非自己から自己に向けて攻撃の準備がなされていたのです。
あんなに、よく活動していた免疫細胞を暇にしてしまったのがいけなかったのでしょうか?
攻撃の、トリガーとなったのは、新型インフルエンザワクチン接種???
結構、注射部位が腫れました。
女性ホルモンの変化???
9日に子宮癌検診を受けた際には、「まだまだ、女性ホルモンはたっぷり出てるようですよ。」 などと言われ、膠原病は女性に多い病気だということを実感しました。
不機嫌そうなジョウビタキ君
かわいいのに、かわいく撮れなくてごめんね~
カテーテルアブレーションとはほど遠い話題になっていますが、そろそろ話題を修正しないと・・・
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