SSブログ

誤診か?、嘘のインフォームドコンセントか? [こころね(心音)]

そもそもこのブログを書くきっかけとなったのは、発作性上室性頻拍(PSVT)をパニック障害と誤診され、パキシル(SSRI)という依存性のある薬を安易に処方されたことが始まりです。

当時、パキシルを寝る前に服用すると酷い動悸におそわれ、苦しくて眠ることができずに本当に辛い思いをしました。
あのように苦しくなる薬は、体がその薬を要求していない証拠と思い1週間くらいで服用を中止しましたが・・・

そんな時、新聞のちらしの「治験に参加しませんか?」という文字が目に映りました。
それは、この地域でのパキシルの治験への参加をさそう内容でした。
偶然? メーカーでは少しでも早く治験の症例を増やそうとしていた時期だったのです。

誤診は、まず、婦人科で更年期の診断のアンケートを記載し、ときどき動悸がすること。「急に動悸がして、しばらく続いた後、深呼吸していたら、急に治まります。」ということを更年期だからでしょうかね?と話したところ、神経科を紹介され、そこでの診断が「不安神経症」でした。
その同時期に、循環器内科では主人と一緒に「カテーテル・アブレーション」の説明を聞いていました。
婦人科では「ホルター心電図で特に異常がなかったのに、カテーテル・アブレーションを勧められたの?へ~~」っと言うように、循環器内科の医師を呆れたことをするものと言うように話していたのですが、誤診していたのは婦人科で、そして、婦人科の誤診が飛び火した神経科でした。

発作時の波形が記録できていなかったばかりに誤診されたのですが、やはり、薬の処方は慎重にしてもらいたいものです。

神経科では初診の際の主訴の聞き取りは研修医でした。
主治医となった医師は研修医と私の主訴について良~く検討した結果、「不安神経症」と診断したと話しましたが、2回目の診察の際に「そんなこと言ってた?」と主訴を再確認したところカルテに記載された記録をみて、「そうだったんだ。」などと言うこともあり、本当に研修医と良く話し合ったのかと疑問に思うこともありました。

他にも誤診されたことがあります。

腕にできた銭たむしを貨幣状湿疹と間違えられ、ステロイドの軟膏を処方され、付けたところ、見る見るうちに真菌がより増殖してモリモリ盛り上がって患部が大きくなってしまいました。
おまけに体質が悪いからと漢方薬も処方されていましたので、すぐに服用を中止・・・

このように誤診されることなんて、今までも珍しいことではありません。

おそらく、今回も「急性心筋梗塞」と誤診したのは確か・・・

急性心筋梗塞の診断基準と照らせ合わせると「急性心筋梗塞」は否定されるものばかりなのにどうして「緊急カテーテル検査を実施したのか?」と、セカンドオピニオンの医師の見解も添えて意見書にしたところ、いただいた回答は「再灌流目的で実施したのではない。」と返ってきました。
インフォームドコンセントでは、「急性心筋梗塞です。30%の方がお亡くなりになります。これからカテーテルを用いて緊急手術をします。」とだけしか言われておりませんので、全く相反する内容でした。

やはり、緊急ということを名目に、ただ実績をあげるために行われた検査だったのでしょうか?

毎年、病院年報がホームページでも確認できますが、単に行った件数が「実績」として記載されているだけです。
実施してしまえば「実績」として評価されるのはおかしなことです。

「緊急カテーテル検査」を実施した件数、そのうち、急性心筋梗塞と診断され手術が行われた件数、全く冠動脈には異常は認めなかった件数、その他、に分けて記載してもらいたいものです。

これは、カテーテル・アブレーションの際の「心臓電気生理学的検査」についても同じことです。
電気刺激で何度も心拍数を急激に増加させられるような非常に苦しい検査です。不整脈の種類や頻拍の原因を突き止めるために行う検査ですが、実績を上げたい(症例数を増加させたい)がために、安易に検査を勧める医者がいることも事実のようです。

まさしく、上記の婦人科の医師は循環器内科の医師のことをこのような目で見ていました(その時は婦人科医の間違いでしたが・・・)。

それにしても、嘘のインフォームドコンセントでは信頼関係など築けるはずがありません。
意見書の回答は診療局長が記載しており、実際の内容と理想とが混在するので、実際に施行した医師の見解を知りたいところですが、すでに退職してしまいました。

申立書を書くにも、最初に対応してきた医師や研修医名をたずねたところ、救命救急センター長からは「大変申し訳ございませんが、記憶にございません。」などとロッキード事件の小佐野賢治のような回答をいただいきました。
さすがに嘘を付ききれずに、カルテや業務記録などに
記載されている内容をごまかしてきたことは明らかと思われます。

患者としては「誤診」されるより、嘘を付かれることのほうが信頼関係は失せるものです。
ただし、受診したうち半分は誤診されるとあきらめの気持ちがそこにあるからですけれど・・・

嘘を付くのは最低!


 

IMG_3659病院.JPG



 


にほんブログ村 青い鳥.gif
よかったらクリックしてね!


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。