桜色(さくらいろ)から常盤緑(ときわみどり)へ [こころね(心音)]
桜の季節は今年もあっと言う間に過ぎてしまいました。
毎年のことですが、春は一斉に花が咲き、新芽が萌え、自分自身、生きていることを実感する時です。
染井吉野は、桜色(さくらいろ)、薄桜(うすざくら)、蕾はほんのりと虹色(にじいろ)、珊瑚色(さんごいろ)?
赤香(あかこう)と言うのが一番ふさわしいのかなぁ・・・
お気づきですか?今日は日本の色で表してみたいと思います。
大島桜の花びらは白(しろ)、白磁(はくじ)。
葉の新緑が、花びらの白を際立たせ、清潔感が漂っています。
やさしげな染井吉野とはちょっと違い、この凛とした雰囲気が好きです。
病院のメタセコイアは常盤色(ときわいろ)から常盤緑(ときわみどり)に変わってきました。
家のメタセコイアは冬芽から伸びた新芽が3cmほど成長しました。
葉も先端は黄緑(きみどり)ですが、根元の方は浅緑(あさみどり)・薄緑(うすみどり)に変化しています。
葉の数もずいぶんと増えてきたような感じがします。
今年、発芽したメタセコイアは若苗色(わかなえいろ)、黄緑(きみどり)。
葉の付き方は十字対生。
種子の殻を土の中に残してきた芽はすくすく伸びています。
殻つきのままのは、もう少し・・・
成長する力で、もう少しで双葉を開かせることができるでしょう。
昨年発芽したメタセコイアは、殻を今年の春まで片方の双葉の先に付けていて(実は植え替えの時に取れてしまいました)、それでも大きく成長しました。
ですから、片方だけでも外れると、その間からすくすくと本葉が出てくることでしょう。
メタセコイアは湿った土地を好むようですので、タチゴケをまわりに付けてあげました。
苔も面白いものです。この間、水をかけると煙のようなものが舞い上がりました。
胞子を飛ばしているのでしょう。初めて見ました。
タチゴケの色は苔色(こけいろ)、若苗色(わかなえいろ)・・・黄緑(きみどり)
そして、誕生日にいただいたカーネーションは・・・
躑躅色(つつじいろ)
猩々緋(しょうじょうひ)
日本語って面白い。
猩々緋(しょうじょうひ)ってニホンザルの顔の色?それとも・・・?
おまけ:
昨年11月に採取したメタセコイアの種子
ふたつの球果からたくさん取れました。
この中から大きそうなのを16粒播くと、7粒発芽しました。
選んで播くと、結構発芽することがわかったのです。
今年も、球果を拾ってきて、種子を採取しようっと・・・
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