えっ!微小血管狭心症って・・・ [こころね(心音)]
ドクターGをみていますか?
NHKのテレビ番組で、研修医が出演し、患者とその主訴、症状から診断を下すのです。
psvt の発作を起こすようになってから、心臓の病気については注意して情報を収集していましたので、循環器の病気の場合は、患者とその主訴を聞いただけで、診断名が予測できます。
ドクターGで取り上げられる病気は、ほとんどが典型的なもので、わかり易く、この間は、微小血管狭心症でしたが、すぐにわかりました。
でも、この病気は医師の間ではあまり知られていないようで、「検査では全く異常は認められないのだから、精神的なものでは・・・、本当に痛いのか。」などと言う医師もいて、どうして?と思いました。
私は、数年前に女性医師が微小血管狭心症について記載した記事を読んでいましたので、すでに医師の間では常識になっているものと思っていましたが・・・。
「微小血管狭心症」については検索するとすぐにヒットしますので、詳しくはそちらをご覧ください。
この病気の病態が一般的に広まらないのは、医学部では、まだ教えていないから?
このようなことだと、ドクターショッピングをしなければならない患者が増えるのは当然のことと思われます。
診断が付かないのであればまだ良いのですが、知ったかぶりで精神的なものとすると誤診がなくならないのです。
こういう状況をみると、私も以前に同様の経験をしたことを思い出します。
不整脈の発作を起こすようになり、循環器内科の医師からはpsvtであろうと診断されていたにも関わらず、心電図の波形が記録されていなかったため、同じ病院の婦人科の医師から「不安神経症」などと言われ、精神科を紹介されたのです。・・・本当に、これで人生を狂わされました。
「急にドキドキ(ドッキンのキンがなく、ドドドドド・・・と感じる)して、深呼吸をしていたら治まった。」の主訴に対して、ほとんどの医師は、何も考えずに短絡的にパニック障害と診断するのです。
医師免許を取得したからといっても、もう少し新たな病気の病態について勉強してもらいたいものです。
専門医を名乗っていても、勉強したくないのなら、少なくとも他の科の専門医の診断に口を挟まないでほしいですね。
余計なことはしないでほしい。
今、紹介状を持ってこないと診察を受けないという病院が多いですが、紹介状でも誤診は連鎖していくので、あまり良い制度だとは思いません。
診察中に自身で診断する気がないのではと感じることも良くあります。
ただただ、診察患者数のノルマを達成しようとしているだけ・・・。
良くみてごらんなさい。観察していると、本当にちらちらと見え隠れしていますよ。
おまけ:
昨日散歩して撮影した写真です。
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
名の表す文字のとおり、芹のような葉っぱに燕が飛んでいるような形の花を咲かせていました。
ミツガシワ(三槲)
葉っぱは三枚の柏の葉をくっつけたような形をしています。それを家紋にしたのが、山之内一豊。
ベニシジミ
羽化して間もないのか、枯葉の上で翅を休めていました。
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