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心臓MRI検査 [検査]

心臓のMRI検査を受けました。

MRI検査を調べると核磁気共鳴画像法(Magnetic resonance imaging)と記載されています。

造影剤を使用しない場合は、痛みを伴う検査ではありませんので、今までは特に苦痛に感じたことはありませんでした。

体に付けている金属類を外すことと、とにかく検査中はじっとして動かないことに注意すればよいのです。大きな音がしますが、ヘッドホンをつけてくれるので問題ありません。

同じ部位を撮影するのにも、体の固定法は各病院で異なっています。
特に
大腿骨を撮影する際には、固定なしの病院がある反面、がっちりと固定する病院もあり、こんなに固定しなくても動かないのにと思ってしまうことがありました。

頭部は三叉神経障害とめまい、閃輝暗点が起きたときに血管の撮影もかねて2回検査したことがあります。特に異常は認められませんでした。

頚部は肩こりがひどいこと、めまいがすることで検査しました。典型的なストレートネック(これはX線検査でもわかっていますが)です。でも、手術を要するような所見はみられませんでした。

腹部は腎動脈に狭窄がないか調べました。先生は「白衣高血圧症でも病院での血圧が200以上にはならない。何か他に原因がある!」と検査したのですが、腎動脈の狭窄は認められませんでした。

右の大腿骨は骨腫瘍のため、経過観察で3回検査を受けています。特に検査の度に進行している所見は認められないので、このままであれば大丈夫でしょう!

右手は腱鞘炎の有無を調べました。検査の台とそこに横になったときのお尻の間に右手を挟んで固定して撮影しました。検査が終了したときには右手はじんじんとしびれていました。

今回受けたのは心臓のMRI検査です。

やはり、先生は心サルコイドーシスを疑っているのかな?

MRI検査は動かないことが前提なのに、動いている心臓をどのように検査するのかと思っていました。

造影剤は使用しないので、食事制限はありません。でも、これはちょっと制限したほうがいいと思いました。どうしてかというと、心臓の動きは制限できないけれど、呼吸による動きを極力制限するため、横隔膜があまり動かないように、腹部を2つの太いマジックテープ付きのベルトで固定されてしまうのです。胃下垂の私はこの固定がすごく苦しいものでした。食後時間が経っていなければ耐えられなかったかもしれません。

それから、検査の前に心電計を装着します。心臓の動きに合わせて撮影するためです。
その波形が出たり、出なかったり??? おそらく、前の記事で記載した混合タイプの波形の日だったので、検査技師さんの口から「さっきはちゃんと出ていたのになぁ?・・・筋電図のような波形???」などと漏れていました。

心電計の装着でもたついたので、実際に固定されていた時間は1時間10分くらい、そのうち検査時間は1時間くらいでした。腹部ががっちり固定されていましたので、今回の検査はとっても疲れました。

それに、検査の間、「息を吸って、止めて~」という指示がかなりの時間を占めていましたが、腹部固定により少ししか空気を吸い込めないうえに、止めている時間が長いことも疲れの原因になったと思います。

検査結果は後日知らされます。

MRI画像を示しますので、苦手な方は続きをみないでくださいね。

MRI.jpg


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タグ:心臓MRI
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コメント 4

うみねこ

人間ドックのオプションで脳MRIは2度ほど受けたことがありますが、各部綺麗に撮せるんですね。
動いている心臓がどう映るのか(心電図に合わせてということは特定のタイミングで撮影をすることで静止画のような状態にでもするんですかねぇ。)ちょっと興味がありますが、検査を受けているpsvt.ablさんは大変だったでしょうね。
by うみねこ (2012-05-20 22:13) 

psvt.abl

うみねこさん
腹部を押さえつけられて固定されていても、息止めがなかったら、長時間だったので、眠ってしまいそうでした。
検査をリラックスして受けられるようにとの配慮か、天井に虹のステンドグラスがはめ込まれていてきれいでした。MRI装置の中に入ったら見えなくなるのが残念・・・
前にこの部屋で検査したときには天井はガラスみたいで、造影剤を入れるための血管を看護師さんと技師さんとで探したりしている作業が丸見えに映っていたのを思い出しました。刺すときには思わず目をつぶちゃいましたが・・・
by psvt.abl (2012-05-20 22:43) 

おこめ

各MRI画像は~
1番上は脳動脈のMRI画像。
2番目は首=頸椎のMRI画像。
3番目は手のひら画像。
4番目は腹部大動脈と腎臓血管。
心尖部が写っていますが、真っ白で構造は分かりません。
5番目は股関節の画像ですね~
by おこめ (2012-05-28 17:00) 

psvt.abl

おこめさん
解説ありがとうございます。
4番目は検査日に2度撮影して、造影剤を1日使用量のMax.入れてもタイミングがあわなくて撮影できず、3日後に再度、1度にMax.の造影剤を入れてやっと撮影できた画像です。だから、心尖部のあたりまで真っ白に映っているものと思われます。
5番目は大腿骨の中の腫瘍を撮影するため、股関節を含めた広範囲の画像を撮影しています。手術となると関節を残せるかどうかが重要ですから・・・
by psvt.abl (2012-05-28 19:56) 

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