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入院:カテーテルアブレーション前日 [カテーテルアブレーション]

2008年10月8日

07:30 起床
入院日の朝.JPG
心電図所見:A 波形に乱れはないようです。心拍数 67
血圧(左138 97 76 右146 98 78)緊張!若干高め

10:00 入院
主人と娘がついてきてくれました。

部屋は4階、端っこの部屋、4人部屋に2人入院していました。

「ベットは窓側でも廊下側でもどちらでも好きな方を」と言われ、廊下側を選びました。部屋の廊下側にトイレと洗面台が付いていましたので、トイレに気兼ねなく行けるようにと思ったからです。

静かなところでした。
ナースステーションからは一番遠い場所でしたが・・・
いい感じ。
対応した看護師さんも親切で、かわいくて感じいい。

13:00 看護説明
ネームバンドを付けてもらいました。
ネームバンド.JPG
ネームバンド

入院した事を実感します。

既往症、家族構成、連絡先等の確認。

検査準備(バスタオル・T字帯・手術着)、カテーテル穿刺部位(ビキニライン)の確認(剃毛が必要かどうか)。
足の動脈のマーク(アブレーション後、肢の動脈が栓塞してないか確認するのに必要なのだそうです)。
足にマーク.jpg
足の動脈にマーク

剃毛は電気シェーバーでするとのことですが、前もってビキニラインを除毛してから入院したのでしなくて済みました。

16:00 入浴
浴室にはナースステーションで予約して入ることができました。
病院のお風呂は始めてです。
思っていたより広い、浴槽、洗髪台、シャワー等が備えられていました(介護する人も一緒に入るときがあるのでしょう)。
シャワーを済ませ、すっきりしました。

17:30 説明と同意
先生(主治医の◆先生)は、水曜日は外来の日なので、外来が終了してから、主人と私とで説明を聞きました。

3年前にも電気生理学的検査のことは聞いていました。

診断名は発作性上室性頻拍。この時初めて聞かされました。(私は2種類あると感じていましたが)1つは発作時の波形から右心房の房室結節付近にあるであろうこと(房室結節リエントリー)。

他の1つは電気生理学的検査をして調べるとのこと。カテーテルは大腿静脈、大腿動脈あるいは鎖骨下静脈から挿入すること(左心系にリエントリー回路がある場合は左の大腿動脈から挿入することになります。動脈に入れるのは怖い)。

カテーテルアブレーションは、電気生理学的検査により明らかとなった不整脈の発生原因となっている異常な副伝導路・心房筋・心室筋あるいは刺激伝導系に高周波電流を通電し、不整脈の起源部位を焼灼するものであること。

合併症としては説明書にはたくさん記載されていましたが、特に房室ブロック(心臓ペースメーカーの必要性)、脳梗塞、心タンポナーゼが考えられるとのこと。「必要に応じて緊急手術を含め最善の処置をとりますが、生命の危険に及ぶ場合もあります」とも記載されていました。

どうしようか迷う。

同意するかしないか。

よく調べて、自分で決めて入院したのに・・・

先生と主人と、二人に見られながら、やっとサインしました。

18:20 心エコー検査
3年前から心エコーの検査をしていなかったので、急遽、検査をすることになりました。
幅の狭いベットに横になった私と先生が腰掛けているので、体がくっついていて、温かかった。

さっき、同意書にサインしたばかりだけれど、明日、この先生に本当に私の心臓を託して大丈夫かと、まだ、迷っていました。

温かくなって、気持ち良くなって、眠たくなって、まっ、いいか。なるようになる・・・かな?

23:40 睡眠剤服用
同室の方々は、夕食後から静かになり、9時過ぎにはスースーと一定の寝息を立てていました。
眠れないので睡眠剤(レンドルミン)を処方してもらって服用しました。


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カテーテルアブレーション当日(1) [カテーテルアブレーション]

2008年10月9日
起床からカテーテル室へ

06:00 起床
手術当日の朝.jpg
心電図:A 波形に乱れはないようです。心拍数 64

レンドルミンを飲んで、熟睡しました。体調は上々。時間があるので体重を測定しました。50.7 kg。
入院中にどれくらい増えるのだろう。

08:00 手術着に着替え
手術着はゆるゆる。

08:30 点滴開始・尿道カテーテル挿入
初めてみる女医さんが慣れない手つきで点滴の針をまさに刺そうとしていた時に、先生が「今日はがんばろうね」と声をかけて、直ぐに立ち去りました。

点滴は1回で入りましたが、テープで固定する際に皮膚が少し引きつれていたので痛みを感じました。
点滴.jpg
点滴薬.jpg

その後、尿道カテーテル挿入、息を吐いて、力を抜いてと言われても、つい力が入ってしまう。
担当はベテランの看護師さんでしたので、直ぐに挿入。

若干違和感あり。動くとちょっと痛くなる場所があるので痛くならない姿勢をキープしました。

昨日の予定より1時間早い10時開始ということを聞き、主人にメールで連絡。


10:10 安定剤(セルシン)服用
何も食べずに安定剤を服用したためか心拍が速くなりました。
手術前.jpg
心電図所見:A 波形に乱れはないようです。心拍数 87

10:20 病室からカテーテル室へ
主人から「今、病院の駐車場に着いたよ」とメールがきた時、ベットに寝かされたまま病室を移動。

ちょうど行き違いになってしまう。

私は4階の病棟から手術用のエレベーターで1階のカテーテル室まで、主人は一般用エレベーターで1階から4階まで。


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カテーテルアブレーション当日(2) [カテーテルアブレーション]

10:30 カテーテル室に到着・アブレーション

【準備・局所麻酔】
手術台には歩いて移動しました。

T字帯がゆるくて、心もとない。今にもはずれそう。尿道カテーテルが抜けそうな感じ・・・
2段くらい台に上って手術台に横になりました。

寒い。機器の管理をするために温度が低く?一定に保たれているそうです。

すぐに、背中に電極板?を貼付(つめたい!)、心電計、血圧計を装着されました。

胸に発疹?抗生物質等に対してアレルギー体質ですが、胸に発疹が出ていることを指摘されました。
「朝には出ていた?」「いいえ」

胸には結構、発疹が観察された経験があります。喘息のときには痒くなったりもします。
今日の発疹はコリン性蕁麻疹?一瞬に発疹し(濡れた紙に絵の具をたらしたように発疹します)、15分位で跡形もなく消え去ります。一過性のもので、薬によるものではないと思いました。手術前の緊張が引き起こしたもの、武者ぶるいのようなもの?

「よく眠れた?」と見た事のないお医者さん。「睡眠剤飲んで良く眠れました」と話をしている間に、準備が整い、術野の消毒。

右鎖骨下と右そ径部、さらに、見た事のないお医者さんが先生に確認してから、左のそ径部も消毒されました(左は動脈を刺す場合に必要となります)。

左半身が布?(ビニールシートのような感じ)で被われました。

いよいよ麻酔。

先生ともう一人、見た事のないお医者さん。それぞれ同時に右鎖骨下と右大腿静脈付近に麻酔の注射。
「同時にやるなんて聞いていませんでした。両方痛い」。

さらに、シース挿入。ググググッて押される感じ(バーベキュー?焼き鳥?肉に串を通している様な感じ)がしました。

カテーテルを挿入する準備が整い、全身が布?で被われました。

そして、カテーテル挿入。シース・カテーテル挿入時には首を左に傾け、顔も被われました。息が苦しい。

痛いと言ったら麻酔の注射を追加しながら、操作を続けてくれました。

カテーテルが心臓に入り、ペーシングを開始しようとしたところで、「女性用のマットを敷いて」とのことで、体をずらして、なにやら台の上にマットを敷き、その上に横になりました。

顔を出しているので、レントゲンで透視している画面が見えています。

【ペーシング開始・アブレーション】
ペーシング開始。
電気刺激が何度か繰り返されました。

苦しい。

でも、刺激を中止すれば治まるだろうという安心感もあります。
思っていたより早く発作が誘発されました。
透視画像の心臓の中のカテーテルも小刻みにゆれているのがわかります。

ABL-1.JPG
カテーテル留置位置
一番太いカテーテルがアブレーションカテーテル

左を見た時、秒針付きの掛け時計が見えました。
1秒間に3~4回拍動しているのが確認されました。

苦しい。

さらに、アブレーション。「もう焼いているんだよ」と先生に言われるまで、わかりませんでした。
ペーシングでの苦しさが残っているせいか、痛くはない。
ちょっと暖かい感じがしました。

アブレーション後、また、すぐにペーシング(少し時間をおいてくれたらいいのに)。
発作が出ないことを確認して1カ所は終了。

苦しかった。

「どう、大丈夫?」、とても苦しかったのに「大丈夫です」と強がって答えてしまいました。

手術前、耐えられなかったら全身麻酔するとのことで、その時期は私から伝えることになっていました。苦しかったけど痛くはなかった。ここまでで1時間半くらいだったと思います。


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カテーテルアブレーション当日(3) [カテーテルアブレーション]

【電気生理学的検査】
次に、薬物の反応をみた?

昨日の説明にはありませんでしたが、看護師さんらしきヒトが手術台の下に入り、点滴の系に何か薬を入れた?

突然、心臓がペーシングされているときと同じように拍動する。頻拍の発作のように心臓が踊るような感じではありませんが、かなり速く、細かく?拍動しています。

苦しい。

「速い。速いよ。」(拍動が速いのか?)「早い。早いよ。」(投与後の反応が早いのか?)どっちの意味かわからないが、見た事のないお医者さんが興奮して顔を覗きこみました。

苦しい!

電気で刺激した訳ではないので、薬が作用している間はこの苦しさが続くの?と不安になりました(楽にしてほしい)。

少ししてから、また、看護師さんらしきヒトが薬を入れました?

そうすると直ぐに楽になりました。

何か自律神経薬でも投与したのでしょうか。薬剤感受性でもみたのでしょうか?すごく苦しかった。

EPS-1.JPG
カテーテル留置位置

小児喘息で小学生の頃からメジヘラー・イソ(イソプロテレノールの製剤)という携帯型の吸入薬を使用していましたが、交換神経刺激薬を使用しているとレセプターが増加するのでしょうか?それで速い?早い?

時々、声をかけてくれましたが、先生のペースで進行しています。

苦しかったので時間を確認できませんでしたが、ここまでで2時間くらい経過していたと思います。

【動かせる場所】
見た事のないお医者さんが、ちょっと右足を動かしただけで足の方にいたのに走ってきて顔を覗いて「どうかした?」って気付かってくれました。

手術台に横になり布?で被われた時に動かせるのは、首と右足と右手でした。

左手には点滴、左足には血中の酸素濃度か何かを測定する装置が第2指(手の人差し指のところ)に付けられていました。

右腕は上腕に血圧測定のカフが巻かれていましたが、手は動かせると思って、グーパーグーパーしていたら、先生がそれに気付き、黙ってテープで固定されてしまったのでした。

検査の合間に、見た事のないお医者さんが、右足を動かした時に気が付いてくれたのです。

苦しくって、もうしんどい。だけど、本当に無理と思ったら、ちゃんと声に出して言います!


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カテーテルアブレーション当日(4) [カテーテルアブレーション]

【もう1つの頻拍発作】

少し楽になって、ほっとしていて、思いっきり深呼吸して、空気をいっぱい吸いこんだところで頻拍発作が起きました。

それを、臨床工学師?さん(先生の合図で、電気刺激を繰り返していたヒト)が気付いて、「このへん、さきほどから、ちょっと動かすと反応します」と先生に言いました。

私が感じていた2つ目の発作が起きたのです。

最初に誘発された発作は4年前、この発作は今年の9月1日に始めて感じたものでした。

アブレーションを受けようと決心したのもこの発作が起きたからです。9月3日の診察の時にこのことを伝え、携帯型心電計での波形をみてもらいましたが、これはただの洞頻脈とあっさり流されてしまったのです。

洞頻脈では目の前は真っ暗にはなりません。

この発作はいつも午前中に起きる発作とは異なる時間帯に起きました。

入浴後の一番のんびりとした時間に、いきなり目の前が真っ暗になり、その後、心臓が揺れるほど拍動していたので、携帯型心電計で心電図をとりました。

発作の始まりはつかめませんでしたが、はっきりと治まったときも確認されていたと思います。揺れる感じはいつもの発作と似ていたので同じような波形がみられると思っていましたが、予想した波形とは異なっていました。

携帯型心電計の判定も「B 心拍が速めです。 心拍数125拍/分」、治まった時のものは「A 波形に乱れはないようです。 心拍数 96拍/分」でした。だけど、私は今までいろいろと調べた中で、上室性の頻拍発作(洞結節リエントリー)ではないかと思っていました。

先生が「これが2種類あると言っていた頻拍発作と同じもの?」と聞いたので「そうです」とうなずきました。

【さらにペーシング、さらにアブレーション】
先生が「大丈夫?」と状態を確認しました。

薬を投与され苦しくって、ダメージが大きく、もう我慢できないかなと思いました。

「せっかく動脈に挿入しなくてよかったのに・・・」(また、繰り返すことになるの?)と、ちょっと弱気になっていました。

先生は私がまだ口がきけたので大丈夫と判断したのか、カテーテルを他のものに交換する指示を出していました。洞結節リエントリーであればアブレーションは危険なのでは?大丈夫なのかな?

「○○に換えよう。○○用意して」

カテーテルを先端が輪になるものに換えました。

換える際に、鎖骨下静脈から入れていたカテーテルを一旦少し出してから入れました。この時、カテーテルをゆっくり出したためか、血管内をズルズルっと這うような微妙な感覚がしました。

先端が輪になるカテーテルへの交換はあっという間でした。スルスルっと抜いて、スルスルスルっと入れて、ゆっくり動かした時のズルズルと這うような感覚はありません。

透視している画面がカテーテルの先端を撮影しようとしていましたが、追いつきませんでした。

用意ができて、ペーシング開始。頻拍は誘発されません。

先生たちが「おかしいなあ。出ませんね」と言って相談している時に、ペーシングの苦しさから開放されたので、リラックスしようと大きく深呼吸していっぱい空気を吸いこんだ時に発作が起きました。

また、臨床工学師さん?が「出ました!」。

何度か、こういうことが繰り返されたので「息を吸ったときに起きます」と言いました。

カテーテル室が一瞬、静まりかえりました。

「もう1回ペーシングやらせて下さい」と先生。

先ほどまでBGMか何かゆったりとした音楽が静かに流れていたように感じていましたが、誰も音1つたてていません。

部屋全体が緊張感に包まれていました。

ペーシングする時に先生は右肢の膝の上をガシッとつかんで?いました(私の集中を心臓から少しでも他に分散させるため?)。

操作は脛の上(弁慶の泣き所)でしていたので、痛くて気になり、「ちょっとどかして下さい」と言いたかったけれど、声を掛けられる感じではありませんでした。

何度か繰り返し、だんだん下の方にずれていき、痛くなくなったので安心しました。

回路が特定され、アブレーション。

最初のところはちょっと暖かくなっただけでしたが、ここはとんでもなく痛かったです。

たとえて表現すると歯科で歯をけずられて神経にあたっているのに、さらにけずり続けられているような感じ。一点が集中して一秒経過するごとに急激に痛みが増しました。

「痛い。右の肩甲骨の下がすごく痛い。どうして?」と聞くと、先生は「それは放散痛ですね」と言いました。

4回?50度?15秒間?を黙ってがまんすることはできませんでした。

あまり痛がるので途中で温度を下げてくれたと思います。

本能的にこんなに痛いところは大事なところなので焼いてはいけない場所だと感じていました。

10秒経過したところで耐えられず「痛い。止めて」と体は絶対に動かさないようにしてお願いしました。

直ぐに止めてくれることを期待していたのですが、最初に先生が指示した15秒。

それどころか、私の声に圧倒され、操作しているヒトがあわてたためか、止めるのが遅くなり、最後は16秒以上焼灼されたように感じました。

その時ほど秒針付きの壁掛け時計の針の進むのが遅く感じられたことはありませんでした。

ABL-2.JPG
カテーテル留置位置
一番太いカテーテルがアブレーションカテーテル

痛み止め?麻酔薬?が準備されました。

でも、投与されることなくそこで終了。

この時点で、さらに1時間半が経過したと思います。


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カテーテルアブレーション当日(5) [カテーテルアブレーション]

【造影剤での撮影】
洞結節付近をアブレーションしたとのことで、どの部分か特定するために心臓全体を造影することになりました。

「造影剤を入れると少し熱く感じるからね」。先生が点滴を入れている場所を押えていて、始めて見るお医者さんが上に構えてシリンジに体重をかけて一気に入れました。

入れた途端に体が熱くなり、体中の毛穴が開いて発汗したように感じました。

同時に透視している画面に一瞬に心臓の形に造影剤がいきわたり、消えました。

その後、少しして温かい尿が尿道カテーテルを通して排泄されたように感じました。こんなに早く排泄されるものですか?

【カテーテルの抜去】
カテーテルを抜くときはスルスルスルっとすごく速い。

ゆっくりだとズルズル這うような感じがすることがわかっているからでしょうか。

それにしてもそんなに速く抜かなくてもいいのに。

撤収は速い。

【心電計・血圧計・電極板等】
カテーテルアブレーションが終了し、体を被っていたものがはがされ、機器がはずされました。

「すごい汗だよ。大丈夫。寒かったり、暑かったり大変だったね」。

機器を着脱する担当者の方は声をかけて作業してくれました。

さっきまでの緊張がだんだんとけていきます。終わったんだって実感してきました。

【シースの抜去と止血】
シースを抜き取るときには再度局所麻酔をされました。

その前に、汗だくで体からはおそらく湯気が出ているんだろうなと感じつつ、裸を見られているという恥ずかしさから目を閉じていましたが、今まではすごく速かったのにちょっと間があったので、目を開けてみると、先生が始めてのお医者さんに麻酔薬の入ったシリンジを手渡しているところでした。

先生と見た事のないお医者さんが、私に感ずかれまいと声を出さずに、はずす手順を確認していたようでした。

でも、そういうのってわかっちゃうものですよ。先生たちもやりにくかったのではないでしょうか?初めに鎖骨下に麻酔の注射をして痛がっているうちに、そ径部を取り外すような・・・

抜くときは先生がそ径部(大腿静脈)、始めてみるお医者さんが鎖骨の下(鎖骨下静脈)を担当していました。

始めてみるお医者さんが鎖骨下に麻酔をしました。「ごめんね。ごめんね」と言いながら、注射していました。

私は「もうはずすだけなのにどうしてまた麻酔するの?」と思い、注射針を刺すところを見ていましたが、2回刺されたところで目を閉じて、左側に首を傾けました。

その瞬間にそ径部が圧迫されて、痛い・・・

(やっぱり、見た事のないお医者さんのトレーニングのため?初めに誰かと尋ねなかったのは、見た事のないお医者さんが動揺して失敗したら、痛い思いをするのは私だと思っていたから・・・)

そ径部は止血の際に圧迫されるとすごく痛かった。「押さないで」と言うと先生に「ちゃんと止血しないとだめでしょう」と言われました。

【ベットに移動】
何人かにかかえられてあらかじめ手術台に敷いていたバスタオルごと、ベットに移動されました。

カテーテル室から出る時には、カテーテル室の看護師さん?から「お疲れ様でした」と声をかけられました。
「ありがとうございました」

ABL1.JPG


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カテーテルアブレーション当日(6) [カテーテルアブレーション]

14:30 カテーテルアブレーション終了・病棟へ

午後2時半に終了。

病棟に戻ってから、直ぐにナースステーションで心電図をモニターできるように、心電計が装着されました。

体には心電計と尿道カテーテルと、大腿静脈の圧迫止血のためのテーピングがお腹から足にがっちりと固定されていました。鎖骨下静脈のほうはガーゼで保護されていましたが、特に気になりませんでした。

体温と血圧の測定。足の動脈の拍動確認

主人と対面したのは先生が主人に手術の状況を説明した後でした。

先生も一緒に来て、「退院は明日の予定でしたが、洞結節付近を少しさわっているから、火曜日(14日)以降、火曜日に診察して退院できるか判断するからね」と告げられました。

主人が「大丈夫?」「うん。生きている。苦しくて、痛かった~」。
「また、やるの?」「エ~。やる訳ないじゃない。もうたくさん。どうして?」
「また、やらなきゃならないようなことを言っていたよ。」「エ~?」

予定時間を大幅に延長したため、【生存確認】を済ませた主人はすぐに退散、また6時頃に来ることになりました。

安静(ベット上で仰臥位、右足は伸ばしたまま)時間は、カテーテルを静脈から挿入したので4時間、6時半には解除されるはずでした。

病棟には昼食が準備されていましたが、ベット上で安静のため、食べることはできません。

そのかわり、看護師さんが、横になったままでも食べやすいバナナ、パック入りの牛乳、バターロール、ブルーベリージャム等を持ってきてくれました。

点滴されているので、さほど空腹は感じませんでした。でも、バナナとブルーベリージャムを口にすると、甘味でほっとしました。

1時間ごとに体温と血圧測定、足の動脈の拍動確認を受けました。

足が冷たくなり、足に毛布を1枚追加して掛けてもらいました。

体温は急上昇しました。急性相反応?

足は冷たいのに体には汗をかいていました。

少しでも眠れれば楽になれたと思います。ずっと仰臥位を維持しているので背中が痛い。焼灼時の右肩甲骨の下の痛みの感覚も残っていて、若干、興奮していました。

17:00 配茶

給食の配茶係りの方が、決まった時間に食事のためのお茶(お水)を配ってくれました。

18:00 配膳

夕食が配膳されました。

昼食は食べられないので、すでに下げてもらっていました。
主人が来ました。続けて娘が来ました。「食べさせて」と甘えてみました。
主人は「恥ずかしいから」と照れています。
娘が少し食べさせてくれました。
娘を産んでおいて良かったと実感。
6時半になったら、安静解除されるのだから、それから食べればいい。

10秒チャージと宣伝されているゼリー状の飲料を飲みました(食べました)。横になっても飲めると思い3個持参してきたのが役にたちました。

エネルギーを簡単に摂取するには本当にお手軽です。

お腹は満たされました。

娘から借りたiPotに入っていた「秦基博のアルバム」をずっとと聞いていました。安らぐ、癒されるいい声です。

20:30 安静解除

予定よりかなり遅れて点滴を入れてくれた女医さんとは違う若い女医さんが来ました。

やっと、お腹から足にかけてのテーピングがはずされました。
「よく止血されているわ」
「ありがとうございました」
まだ、点滴と尿道カテーテルが入っているので、今日はこのまま休むことにしました。

ABL2.JPG


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カテーテルアブレーション翌日 [カテーテルアブレーション]

2008年10月10日

06:00 起床

採血、検温、血圧測定。

夜中にも点滴の確認があり、あまり眠れませんでした。心拍数が夜中でも1分間に80回以上ありました。ドキドキしていました。気分は最悪。安静解除された後、ちょっとでも上体をひねると背中にビリッと電気の走る痛みを感じていました。

神経が傷つけられていることを実感しました。

カテーテル挿入部位を確認。判創膏をはずして、止血されていることを確認。

問題はありませんでした。

07:00 配茶

08:00 配膳

昨日は1日、口にしたものはバナナとバターロールとブルーベリージャム、牛乳等々、結構食べました?

1日だけなのに、久しぶりの食事だったような気がしました。

具合悪くても完食。

08:30 先生の回診

外来は9時開始なのに9時から開始されたことはない。その先生が8時30分に様子を見に来てくれたのは、以外でした。

背中がビリッと痛くなることを言いましたが、「もっと痛くなるようだったら言って下さい。」ですって・・・

このような痛みになることは想定内なのでしょうか?

今日の検査予定は胸部レントゲンと心電図測定(モニター心電図ではなく、12誘導の心電図測定)だということを告げられました。

一緒に見た事のないお医者さんが来てくれたと思いましたが、私を素通りして窓側に入った患者さんのところへ。

見た事のないお医者さんは外来も担当している〇先生とのことでした。若い、先生です。

08:50 点滴終了、尿道カテーテル抜去

点滴、尿道カテーテルをはずしてもらい、やっと自由の身になりました。

点滴をしていた場所は少し皮膚が引きつれていたので赤くなっていました。

尿道カテーテルをはずした後にはトイレで普通に用をたすことができました。これは問題ありません。

背中が痛いので体はひねらないようにしていました。

14:30 心電図測定

昼食後、歩いて1回の検査室1へ行きました。
外来の時間帯でもあり、近所の方に会ってパジャマ姿を見られては大変と思い、足早に、向かいました。
途中でやっぱり息切れしてしまいました。

測定時には心拍数があがっていましたが、測定中、深呼吸して、息をいっぱいすったところで5拍くらいの頻拍を感じました。実際の測定は、すぐに計測は終了していて、息があがっていたところだけが記録されていました。

緊張した後で、ちょっとほっとした瞬間に、息を大きく吸ったところで起きるのです。残念。ただし、モニター心電図には記録されていることと思っていました。

病棟に戻ると、先生がちょうどきてくれたのでそのことを話しました。モニター心電図は4階にいるときのみ記録されるとのことで、1階の記録はされないということでした。残念。

リエントリー回路が残っている事を実感しましたが、以外にもショックではありませんでした。

手術には十分納得していました。痛くて、それ以上焼灼することはできませんでした。5拍くらいで治まったのも、半分切れているからではないかと思いました。

先生にアブレーションの1カ所目はただ温かくなっただけなのに2カ所目はものすごく痛かったのはどうしてかということを聞きました。1カ所目は筋肉の多いところを焼いただけ、2カ所目は神経の入り組んでいるところを焼いたからということでした。やはり、大事な部分はそれを守るために、痛覚という感覚を備えているのですね。人間の体のしくみの素晴らしさをあらためて感じました。

その他 マンガの時間

特に何もすることがないので、持ち込んでいたマンガを読み続けました。

「スラムダンク」、10年位前に全巻31巻をそろえて読んだものです。
入院するときにはこれだ。と思っていました。
「元気が出る。前向きになれる。勇気を与えられる。感動的。爆笑する箇所もある・・・」
「ああ、桜木花道!」

ずっと読んでいました。看護師さんが経過を確認しに来るたびに、感動して泣いていたらびっくりされました。

心電図測定、胸部レントゲン撮影、規則正しい食事の時間を除いて、全てマンガの時間。

背中がピキッと痛くなるのは「桜木花道の選手生命にかかわる怪我と同じ?」何?

背中が痛い!

EPS.JPG


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3連休 [カテーテルアブレーション]

2008年10月11日(土)~13日(月)

背中がひねる動作でピキッと痛くなることは徐々になくなりました。

でも、まだ、寝るときに左側を下にして眠ることはできませんでした。

息苦しくなるのです。

同室に入院していた方は心筋梗塞を起こしたあと、やはり、左側を下にしては眠れなかったということでした。

そ径部のカテーテル挿入部の青たんがかなり足のほうに移動して、黄色くなってきました。あとは吸収されるのを待つのみのようでした。

36.8℃くらいの微熱が続いていました(平熱は35℃台です)。


06:00~22:00 続マンガの時間

一気に「スラムダンク」全31巻を読みとおしました。

読むマンガがなくなったので、マンガのおかわり。「動物のお医者さん」を持ってきてもらうことにしました。

おかわりが届く前に時間があったので屋上庭園を散歩しました。

トウガラシって空に向かって伸びるの?
おいしそうなクランベリー「手を触れないで下さい」とありましたが、落ちていた実をつまんだり・・・

フジバカマ、ケイトウなどなど私には珍しい植物がきれいに並べて植えられていました。

携帯で写真を撮って子供にメール。

ゴシキトウガラシ.jpg
ゴシキトウガラシ

フジバカマ.jpg
フジバカマ?

コスモス.JPG
コスモス

けいとう.JPG
ケイトウ

入院して、マンガ読んだり、植物を観たり、久しぶりにこんなにゆったりした時間を過ごすことができました。

食事の支度を気にすることもなく、眠たくなったら眠って、起きてるときはマンガを読み、食べたくなったら食べる。

入院しなかったらできませんでした・・・
ただ、長く続くと・・・

3連休、最後の日「もう、飽きちゃった。早く家に帰りたい」と看護師さんにぐちったりして・・・

13日の夕食に里芋がでました。里芋は子供の大好物。写真だけ撮っておすそ分けのメール。

さといも.jpg


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退院 [カテーテルアブレーション]

2008年10月14日

10:30 主人が迎えにきてくれて、退院

先生は今日もカテーテル検査があるようで、朝から忙しそうにしていました。「退院後の注意をご主人に伝えるからご主人呼んで」と言われ、主人を呼びました。

先生は私には直接言ってくれないのです。告げ口されているみたい。

ずーと付けていた心電計もネームバンドも看護師さんにはずしてもらってあわただしく退院。

11:00 帰宅

1週間ぶり。久しぶりの我家。ちょっと歩いただけで、心拍数が上がっていました。心臓が弱っている?ことを実感。

息が切れる。

101408110092.JPG
心電図所見:A 波形に乱れはないようです。心拍数 92
血圧(右126 93 95)

16:30 お昼寝の後

心電図所見:A 波形に乱れはないようです。心拍数 73
血圧(右124 86 73)

19:30 入浴

裸になって体を鏡に映してみると、青タンは完全に足のほうに移動していましたが、驚いたのはビキニライン全体がかなり腫れていたことです。左足と比べてみると歴然としていました。

さわってみると、和菓子の牛皮のようで、ぷよぷよしていました。

カテーテルを入れた場所はシースを固定した痕跡か、4箇所ほど痂皮を形成して赤くなっていました。血管のところは若干、腫大したリンパ節のような感じで硬くなっていました。

鎖骨下は3箇所、うっすらと痂皮を形成していました。

病院では自分の体なのによく観察できませんでしたので、こんなになっているとは思いませんでした。

入浴はゆっくり湯船に浸かって、気持ちよかったです。

22:00 就寝

心電図所見:A 波形に乱れはないようです。心拍数 68
血圧(左119 85 71 右121 79 70)


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