どうってことない!? [こころね(心音)]
心音と書いて、なんて読もうか?
迷ったすえ、「しん音(おん)」としてアブレーション時の写真などに記載していました。
どうしても、発作性上室性頻拍の発作時に、自分の胸にひびくドドドドドドッという感覚は、静かなイメージの「ね」とは程遠い「おと(おん)」のほうかなって思ったからです。
アブレーション後、発作は起きていないので、その「おと(おん)」も忘れることができそうです。
今度は「ね」、「こころね」として私の感じたこと、わかってほしいこと・・・本音を記載する「カテゴリー」としました。
◇最初に記載するのは「新しい主治医」の先生へ伝えたいこと
初めての診察のときに、
私が携帯型心電計で記録した心電図波形を示しながら、経験したことのないような心室性期外収縮が頻発したこと、それが20分位続き、その後で閃輝暗点を起こしたことを話しました。
すると、先生は「これは、期外収縮、全然問題ない」とはっきり言い、さらに、発作性上室性頻拍の発作時の心電図波形をみながら「PSVTでも、1、2時間だったらどうってことない」と、ぽそっとつぶやきました。
先生は、「PSVTでも心臓は1、2時間位であれば特にどうなってしまうことなく、問題ないんだから、全然心配することはないよ。大丈夫なんだよ」って言う意味での「どうってことない」発言であったのでしょうが・・・
私は、「どうってことない!? あんなに苦しいのに・・・ この先生にはわかってもらえない」「2時間位は発作が起きていても放っておかれてしまう。患者を待たせても平気な先生なんだわ」って受け取っちゃいました。
苦しいのと、深刻な病状とは必ずしも一致しないのはわかっています。
でも苦しさを理解していただけない先生にはついていけないかな・・・
もしも、先生が心臓にカテーテルを入れられ、ペーシングされて、心拍数を220回/分に上げられて、2時間放っておかれたら「どうってことない」って言えるのでしょうか?
そういう頻拍疑似体験をして、自分がどうってことないって感じるのだったら「どうってことない」と言う言葉を使うことを許してあげます。
って、生意気な!
本当に、性質の悪い患者ですね。お医者さんも診たくないタイプだと自覚しています。
以前の主治医の◆先生との最後の診察の際には次のようなやりとりがありました。
◆先生「オーラが出てるんだよ。質問するぞーって言う。ぎょっとしちゃうよ!」
私「2カ月間隔の診察だから・・・ 2カ月間にはいろいろなことがあって質問も多くなっちゃいます」
◆先生「診察が立て込んでいて、時間が限られているんだから、そういうのは大変なんだよ。薬を処方するほうが本当に楽だよ」
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オーラが出ている。確かに・・・ かなり出していたかも・・・
でも、納得して治療を受けたいので、これからもオーラ全開(見た目は半分くらいに隠そうかな・・・)の方針は貫きます。
ところで、本題にもどすと
患者は先生のひとことで救われる事も、傷ついて落胆することもあります。
同じひとことでも言い方しだいで受けとり方が正反対になることだってあります。
「どうってことない」という言葉はどうでしょうか?
「大丈夫だよ」「問題ないよ」ですか?
「こんなのどうってことないよ。大げさなんだから」ですか? やっぱり?
1、2時間は放っておいても?どうってことない不整脈
記事:心電図波形 発作性上室性頻拍参照
本当に苦しいですよ。かなり・・・
「こころね」静かなイメージにしたかったんですけど・・・
最初から、ちょっと違う感じになってしまいました
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