診断するための検査か?研究発表するための検査か? [こころね(心音)]
2013年12 月14日、結婚式に出席するため横浜のホテルに泊まっていました。
同じ日、熱海のホテルで東京医科歯科大学及び関連病院にて研修中、ないしは不整脈領域に興味を持つ医師・医療従事者の方々が忘年会を兼ねて、研究会を開催していたようです(研究会を兼ねた忘年会をしていたのかもしれません)。
演題発表者の中に、「小宮枝里子」と、私の緊急カテーテル検査の際に血液検査をオーダーした医師の名前がありました。
彼女は今、東京医科歯科大学医学部の小児科に在籍し、小児科の症例について発表したようです。
緊急カテーテル検査は青梅市立総合病院で施行されました。
当日の採血時間は8時21分、緊急カテーテル検査の開始は9時、その間40分くらいありましたが、循環器内科の医師は血液検査の結果を診てから、緊急カテーテル検査続行と判断したのか?結果を診ないうちに緊急カテーテル検査を施行したのか?
この問いに循環器内科の大友建一郎医師は沈黙し続けています。
救急科と循環器内科とが別々にバラバラのことを実施していたのではあるまいに・・・
当日は、医師による問診をせずに心電図検査をしただけで「急性心筋梗塞です。これから緊急カテーテル検査を行います。」と言われ、私の同意のないまま緊急カテーテル検査を施行されました。
心エコー検査では異常がなかったことを緊急カテーテル検査の後に聞きました。
採血は留置針を入れつつのいい加減なものでしたが、血液検査の結果が出る前に緊急カテーテル検査を施行したのだとすると、全く意味のない採血と血液検査をされたことになります。
検査結果は、トロップTは(-)でした。
採血したのに血液検査結果が後回しでもいいというのは、診断するための検査ではなく、研究発表などの症例とする際に必要なデータだからでしょうか?
そもそも、このような研究発表は患者の同意を得ているものなのでしょうか?
もちろん、同意を得て医師の研究費で検査している症例はあることとは思いますが、実際にはほとんどが患者の医療費を遣い、研究発表のために不要な検査も実施している場合が多いのではないでしょうか?
研究症例とされるのを防ぐため、個人情報保護の観点からも、青梅市立総合病院での受付の際には必ず「患者本人の同意を得ずに外部機関に患者の診療データを提示しない。」というような欄にチェックを入れていましたが、それが厳守されているかどうかをチェックするすべは患者にはありません。
以前に、スタッフが患者の病状を地域内に漏らして問題になったこともありましたので、個人情報がきちんと保護されているとは思えない状況なのです。近所の主婦を外来クラークとして採用したという配慮に欠けた採用を行ったこともどうかと思われますが、彼女たちには守秘義務という意識など全くありませんでした。
とは言え、私の場合は失敗(誤診)症例なので公表されるという心配はないと思われますが・・・
(時間的に振り返ってみると、救命救急センターを受診したのが7時25分前後、外来のカルテを取ってくると待たされて、最初の看護師による問診・心電図検査が7時50分前後、その後、また、待合室で待たされ再度救急科の部屋に入ったのは8時10分前後(再度、心電図検査し、「急性心筋梗塞です。これから緊急カテーテル検査を実施します。」と男性の救急科医師か研修医。さらに、この時にはすでに他の研修医たちが待機していました。)、循環器内科の主治医が到着、問診もなしにインフォームドコンセント、途中でおかしいと思ったのか心エコー検査を実施、そして採血が8時21分、緊急カテーテル検査の施行は9時と、その間、約40分もの時間があったにもかかわらず、きちんと診断していただけなかったのは非情に残念なことでした。)
生きている化石といわれているメタセコイア
東京医科歯科大学病院のメタセコイア
以前に受診した際に撮影・・・撮影日は数年前の11月上旬
青梅市立総合病院のメタセコイア~12月13日に撮影
メタセコイアは11月から1か月ほどかけて綺麗な赤に紅葉してから、落葉します。
落葉針葉樹は珍しいと思いました(ちなみにイチョウも落葉針葉樹です。イチョウの葉は針葉樹にはみえないのですが・・・)。
我が家のメタセコイア~1年目
(メタセコイアが新たな芽を出して成長していくように、大学の派閥のメンバーも増えていくのでしょうか・・・)
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