患者の自己責任:それは病院選びから [HEART WEB NEWS]
2009年11月2日 日本心臓財団 HEART WEB NEWS
ドクターのつぶやきは、パターナリズム Paternalism
Wikipediaで調べてみると、
強い立場にある者が弱い立場にある者の利益になるようにと、
本人の意志に反して行動に介入、干渉することをいう。
日本語では「父権主義」「温情主義」
ラテン語のpater(父 パテル)が語源。
旧い時代に医療現場では医師と患者の関係はパターナリズムであった。
当然、医師が「強い立場にある者」、患者が「弱い立場にある者」である。
「患者の利益か患者の自己決定の自由か」 との議論のすえ、
自己決定を優先するためインフォームド・コンセントを重要視する傾向になってきている。
コラム記載の医師は、
「ひたすらに患者の幸せを考えることに使命感をもっていた旧いパターナリズム時代の医者は出番がなくなって、いささか寂しい思いで過ごしているのが現状である。」 と記しているが、本当にパターナリズムで治療していただけるのであれば、患者は楽である。
そのような医師がいたら大歓迎である。
でも、実際はどうだろうか?
専門医とかいって、ヒトを部分的にしか診ない、部分的なことしか知らない医師が多いのが現状である。
知らないならば、他科を受診するように言ってくれるのならまだ良いが、
知ったかぶりの診断で、誤診するケースも多々ある。
こういう医師にかぎって、インフォームド・コンセントもいいかげんである。
どうこう言っても患者が病院を選び、医師を選び、治療法を選択する。
患者の自己責任は病院選びからはじまっているのだ。
失敗し、誤診されて苦しむのは患者、自分自信なのだから・・・
医師はたとえ誤診しようと、責任を取るようなことはない。
医師に誤診された患者の苦しみ、痛み、辛さを少しだけでも分け与えることもできない。
パターナリズムが否定されている。
こういう時代に、医師と患者の関係は対等であってほしいが、そうでもない。
やはり、強い立場にある者と弱い立場にある者、その関係だけは変わっていない。
特に婦人科の医師は、少ないと、もてはやされているためか、この傾向は強い。
さらに、履き違えている看護師も少なくない。
人目に着く部屋では、いかにもきちんとしていますという処置・態度でも、
患者と1対1になるような場面では、「私が造影剤投与しなければ、困るのはあなたよ!」
みたいな態度を示す、本当に陰湿きわまりない。
患者に苦痛を与えて、ストレス解消でもしているのかな? って思えるくらいな人も中にはいますよ。
投与に失敗され、漏れた造影剤のため、腕にしこりができています。
こういうことを大きな声で言ってはいけません。
見て見ぬふりをするのですよ。
「私、何も聞いていませんよ。」 ってがまんしている人も多いと思う。
思い切って、病院に意見書を出そうよ。
総合病院であれば、だいたい、意見書を受け付けていますよ。
より良い、治療を受けるためにも、がまんするだけが良いことではないと思います。
こんにちは。
私もPSVTでアブレーションを受けることになり、皆さまのアブ体験記を読み回っているところです。
当日の状況がとっても詳しく、わかりやすく書かれてあり、とても参考になりました。
痛い処置、いやな処置など前もってわかってた方が、あわてなくても済みますものね。
紹介状をもらうまでに時間がかかり、昨日、ようやく受け取りました。月曜日に行ってきます!!
お見事な体験記、ありがとうございました。
by のりべー (2009-11-14 15:19)
のりべーさん。
はじめまして!
コメントありがとうございます。
主治医を信頼してがんばってくださいね!
by psvt.abl (2009-11-14 16:40)