薬恐怖症とお見受けした! [こころね(心音)]
定期的に循環器内科を受診している総合病院の内科の中に、リウマチ膠原病科があります。
手のこわばり、痛みのため、最初に総合内科を受診し、症状と、血液検査の結果、CRPが高いこと(2.53 mg/dL)、TPが高く(8.9 g/dL)、A/G比が低いこと(0.89) などから、総合内科からリウマチ膠原病科を紹介されました。
循環器内科も総合内科もリウマチ膠原病科も同じ内科の中にあるので、
カルテは同じものになります。
カルテに目を通していた先生から、「薬、苦手なの? 飲めないの? どうして?」 と質問があり、
以前に処方された薬を飲むたびに薬疹がでたので、それ以来、薬が苦手になったことを話ました。
「それで、ディオバンもだめ、コニールもだめ、ニューロタンもだめ・・・
これでは、循環器内科の先生も大変だよ。血管を拡張する薬がすべて使用できないなんて・・・
ニューロタンは、ロキソニンよりもかなり安全な薬だと思うよ。」
「初めて飲む薬はだめ! 飲んだこのとある薬じゃないとだめ!」
「う~ん。飲む前から、頭が(脳が)嫌だダメだと思い込んでしまっているんじゃない?」
「薬恐怖症とお見受けした!」
「まあ、副作用が出るのならばしかたがないけど・・・」
などなど・・・
薬の服用について、指摘されました。
そう、それでもう一度ニューロタンを服用後、どうなるのか記録をつけてみることにしたのです。
一錠だけ、されど一錠・・・
これが、また、救急車のお世話になることになろうとは思ってもみませんでした。
この件は、後日記載することとして、
以前に処方された薬の中で、安全性に問題があり販売中止になったものがいくつかあります。
そのひとつはトリルダン(テルフェナジン)、アレルギー性鼻炎のため20年以上前に処方されました。
大きな錠剤で飲みにくい薬でした。この薬を朝食後に服用すると、通勤中の車の中で脈が飛ぶのがわかりました。まだ、psvtの発作は起きる前で、心臓に異常を感じたことはなく、おそらく期外収縮の単発が数回起きただけだとは思いますが、不安になったものです。
その後、トリルダンは不整脈による突然死を起こすということから販売中止となりました。
もうひとつは、扁桃腺が腫れたときに処方された抗生物質のガチフロ(ガチフロキサシン)です。
服用後、2~3時間で力が入らなくなり、気持ちが悪くなりました。
扁桃腺炎でこのようになったことはなく、おそらく、副作用の低血糖によるものだと思われました。
当時、医師からは糖尿病ではないのだから、服用しても問題ない薬といわれましたが、
その後、やはり、低血糖や高血糖を引き起こすということで販売中止となりました。
薬価の関係もあり、新医薬品を処方する医師が多いことも確かですが、
薬は再審査を通過した安全性も有効性も確認された薬がいい。
それでも、体質、体調によって服用できないものもあります。
決して、脳が嫌がっている訳ではありません。体が受け付けないのです。
飲みたくないから服用しないという訳でもありません。
処方された薬が飲めない場合、
次の診察の2ヶ月後まで、薬なしでいいのか不安な状況で過ごさなければならないのですから・・・
ローズマリー、
ローズマリーに含まれているジオスミンという成分に血行促進作用があるのだそうです。
こちらは、総合病院の屋上庭園、
クリスマスローズ、
どうして、名前にクリスマスが付くのでしょうか? 不思議・・・
psvt.ablさんに起きたトリルダンとガチフロの副作用は、頻度は多くなくとも、重大な副作用として、医師も薬剤師も勿論知っていて当たり前の副作用です。
おそらくpsvt.ablさんは薬や化学物質による感受性が高いのではないかと感じます。
一般的な日本人の適正量だと中毒域に達してしまうのかもしれないですね。。。
欧米人と日本人とに個体差があるように、同じ日本人でも体質は違う訳ですから、そこは慎重を徹せねばならないですよね。
そこを安易に考えてしまう医療人は、残念ながら少なくないように思われます。。。
ですからpsvt.ablさんがおかしい訳ではないのですよ!
『副作用が出やすい』とはっきりいっても勿論良いのですが、『私は薬に対する感受性が高いので、一般人より新しく薬を試す時はかなり慎重にお願いします』みたいなほうが、説得力があるように思いました。
by iyashi (2011-02-14 19:53)
iyashi さん
こんばんは^^
私は身長が高いせいか、やせてはいますが、華奢には見えない?
お医者さんにとってはちょっとやそっとではビクともしない体にみえるのでしょうね。
特に外資系の医薬品は、安全性試験は屈強な男性で実施されているケースが多く、かよわい日本人には強すぎるように思います。
by psvt.abl (2011-02-14 23:25)