ABL後、4年が経ちました! [心電図波形]
アブレーションを受けてから4年が経ちました。
今年、2月20日から、完全左脚ブロックと正常波形を繰り返していますが、3月には急性心筋梗塞と疑われ、緊急動脈カテーテルを受けたりと、慌ただしくすごしています。
左脚ブロックの原因は高血圧などといわれましたが、他に原因がないか他の病院で調べているところです。
今のところ、心エコーでもMRIでもこれといった異常は認められません。
最近の心電図波形をご紹介します。
9月16日、ときどき起きる期外収縮
9月23日、左脚ブロックと正常の波形が混じっているときもあります。
心筋梗塞といえば、アブレーションで焼灼した箇所も、人為的な心筋梗塞には変わりません。
慶応義塾大学病院の医療・健康情報サイト:KOMPASに、梗塞した部位が治癒する過程には免疫系の細胞、樹状細胞が司令塔として大きく関わっていることが記載されていました。
炎症の初期には梗塞部位の壊死した心筋細胞を除去するように炎症性マクロファージ(おそらく貪食細胞など)を活性化させる。その後、抗炎症性マクロファージを活性化させ、その部分を補強するように線維化を促す。
障害を起こした心筋の修復には樹状細胞が正常に機能することが必須である。
その記載を読んだときにアブレーションを受けた後に発熱し、炎症性マクロファージがかなり活性化しているのではないかと感じたことを思い出しました。
そして、そんなに内出血が多くはなかったのに、カテーテル挿入部位にも硬い結節ができたりしたのも炎症性マクロファージが異常に活性化したためかななどとと考えてしまいます。
このように考えてしまうのも、2年程前から、手が痛くなり、多発性腱鞘炎と診断されていますが、原因はわからないまま経過しているからです。
CRPが高いのは7年位前からで、検査すると毎回2.0から3.0mg/dLくらいの範囲にあります。
これも原因不明。
このような状況でも痛いのはなかなか理解されるものではありません。
免疫グロブリンの値も高く、特にIgAの値が高いため骨髄腫を疑われたこともありましたが、そのような病気ではなく・・・
明らかに免疫系の異常だということだけはわかっていますので、樹状細胞による免疫応答の制御が正常にできていないのかなどと考えてしまいます。
左脚ブロックになったのは、免疫系の異常で、アブレーション後の心筋の修復が正常に進行しなかったからでしょうか?
・・・・・・
やっぱり、秋かな?
なんとなくセンチメンタル?
このような心電図波形でもpsvtの発作時のように苦しくはなく、期外収縮を感じてちょっとくらっとすることもありますが、普通とおりの生活ができていることに満足しなければ。
秋の花:
代表はコスモス
センニチコウにシジミチョウ
ヒメツルソバも満開です。
ピンクの花々を集めてみました。
コメント 0