SSブログ

身体所見も診察せずに緊急事態と判断することができるのですか? [こころね(心音)]

もう1年以上も過ぎてしまったのですが、昨年3月13日に心筋梗塞と誤診され、緊急カテーテル検査を施行されたことがありました。

医師による問診もせず、身体所見の診察もなく、適切なインフォームドコンセントも行わず、私の同意も得ずにカテーテル検査を実施したのは医師としての責任・義務を果たしていないのではないかと病院に意見書を提出しました。

それに対する病院の回答は「当院に法的責任が生ずるべき過失はないと判断している。」ということでした。

心電図検査をしただけで、緊急事態と判断したので、問診も身体所見の診察も、インフォームドコンセントも同意を得ずに実施しても問題ないという主張である。

心電図の異常は3月1日からでていることを受け付けでも記載し、看護師による問診でも伝えているのに、心電図検査をしただけで緊急事態と判断したというのです。

心電図を見て、救急と循環器内科の医師、数名がそのように判断したのです。

まず、最初にでてきた救急科の医師か研修医が心電図を見て、急性心筋梗塞と誤診した。波形に驚いたのか、問診も身体所見の診察もしなかった。
それが循環器内科にもそのまま伝わり、誤診は連鎖した。診療局長である医師もかけつけて指示をだしていった。そうなると、もう、医療スタッフ全員が周りは何も見えていない。もちろん患者である私のことも見えていない。問診も診察も後回し、とにかく、緊急カテーテル検査を優先したため、人権を無視した対応が行われた。

救命救急センターにいた循環器内科医師たちが、冷静さを失って適切な診療ができるのでしょうか?

周りで見学していた研修医の口から「我慢したんだなぁ。こんなになるまで・・・」
「血圧ってこんなに上がるんだなぁ。234だってよー」

私は最初に怒鳴られていたので、抵抗はしませんでした。
抵抗しなかったからと言って同意していたのではありません。
意識がなかった訳でもないのに同意も求められず、自己決定権を奪われたようで釈然としない思いが今でも続いています。

少し前に読んだ本、泰中啓一、吉村仁著の「生き残る生物、絶滅する生物」の記載の中に、夫婦喧嘩や離婚になるのはお互いに対する欲求が強いからという記載がありました。

腹が立つのは、この病院ではきちんと診察してくれるという期待が大きかったからでしょうか?

期待せずに、この病院の救命救急センターでは、いつも研修医の研修の材料にされるのは当たり前、循環器内科も実績を上げたいから、診断がつかないからと、いきなり危険を伴う観血的な検査を優先して実施するし、パワハラ・セクハラなどの人権侵害的行為もあとを絶たない。そう思っていたらやり過ごせたのかもしれない。

でも、緊急事態ということを名目に、医師の権限で患者の同意なく何でもできると言うのはやっぱり納得できるものではありません。

はたして本当に、身体所見も診察せずに緊急事態と判断することができるのですか?

右胸部下の鈍痛
完全左脚ブロック(3月1日から所見あり)
意識は鮮明
収縮期血圧は234(ハラスメントで急上昇)
心エコー検査、異常なし
聴診、実施せず
胸部X線撮影、実施せず
血液検査(採血しましたが、結果が出る前に緊急カテーテル検査を実施)


心電図の波形で緊急事態(急性心筋梗塞)と判断し、その後、心エコー検査でも異常はなかったにもかかわらず、緊急カテーテル検査を進めました。

検査準備でのハラスメントは、思い出すと今でも眠れなくなります。

IMG_3202白梅.JPG

この病院のある街の木は「梅」、プラムポックスウイルス感染により随分伐採されました。

プラムポックスウイルスの感染による潜伏期間は3年、感染した木がわかったら、その木の周囲の広範囲に植えられている木を根こそぎ伐採することになります。

3年は、長いようで短いようで・・・

この件では病院長自ら反省すべき点はないとの回答です。

日本の法律では緊急事態であれば患者の権利を奪うようなことが許されているのでしょうか?
あるいは、病院側で法律を都合の良いように解釈し、緊急事態して患者の権利を奪っているのでしょうか?

では、どのような時に緊急事態と言えるのでしょうか?

法的措置をとるまでの時効は3年、場合によっては10年・・・
時間があるので、法律を理解した上で対策を考えたい。

IMG_9480.JPG
圧迫止血、手首にはべったりと出血したあとが残っています。

生き残る生物 絶滅する生物

生き残る生物 絶滅する生物

  • 作者: 泰中 啓一
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2007/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






 


にほんブログ村 青い鳥.gif
よかったらクリックしてね!


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。