春咲く花、フラックス、ミツガシワ [こころね(心音)]
亜麻の花、寒い真冬の1~2月に芽を出して4月には草丈が60cmくらいに伸びて水色の花を咲かせます。
水色の花は朝に咲き、夕方頃には散ってしまうのですが、この頃は毎朝ふたつからみっつの花を付け、花のあとは膨らんで実ができています。
数年前に初めてどこから飛んできたのか、まぎれこんだ種から寒い季節に芽を出し、育たないのではと見守っていたところ、花をつけるまでになり、すごく綺麗な花なので名前を調べていました。
インターネットの検索で「春 青い花」などと検索してはみたもの出ていませんし、山野草なども調べましたがわかりませんでした。
その頃から、青い花(水色の花)のことを、何かある度に探していたのですが・・・全くわからなかったのです。
ところが・・・
昨日、まぎれもなくその青い花が、それもたくさん群生している写真が、あるアメリカの洋服メーカーのHPに掲載されていたのです。
やっと、偶然、名前が判明しました。
フラックス・・・亜麻、リネンの原料となる麻だったのです。草丈が高く、丈夫に育ち、繊維が強いのは合点がいきました。
これが麻の洋服になるのです。
麻は好きで良く着ますが、しわになりやすいのがちょっと残念と思っていました。でもこの水色の花の線維だと思うと、何故か親しみが湧いてきたりして・・・
また、麻の洋服を購入したくなりました。それも水色を選ぼうかなんて思ってしまいました。
この花も寒い冬のうちは水の中でじっとしているのでしょう。
春になるとまず、花が水面から顔をだし、葉っぱがその後から追いかけるように出てきます。
葉っぱが花を追い越してしまうと花の季節は終わりです。
春のこの季節の、ほんのひと時だけ、特別な瞬間です。
それから、うちのローズマリー、いつも花を付けているのですが、零れ落ちた種から発芽しているのをみつけました。
双葉がまだ残っています。
挿し木で育てたほうが、早く育つにちがいないのですが、この芽も見守りながら育てたいと思います。
植物も、強く、真直ぐに生きているようで本当に感動します。
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