一緒に考えてくれた [経過観察]
診察前の血圧測定に時間がかかり、中待合室に入った時にちょうど名前が呼ばれていました。
ラッキー!
今日は待ち時間0分!ヤッター!
自動血圧計って、ドキドキしていると、動いていないのに 「動かないで下さい」って何度も締め付けてくるんですよね。腕を放してくれないんです。
心拍数127回/分、血圧は上200、下124
死んでしまいそうな感じ・・・
「白衣高血圧症でもこんなにはならないよ」って今まで何人もの先生から言われています。
「おはようございます」って入っていくと、
先生の方から「目は大丈夫?あれから眼科にはかかっているの?」って閃輝暗点のことを心配してくれました。
心臓のことしか聞いてくれなかった◆先生とはちょっと違う。
なんか、何でも相談にのってくれそう!
新種の頻拍発作とかいた心電図所見は
「期外収縮の連発」ということでした。
連発した後、1.5秒くらい止まってからリセットされるのでめまいがすることもあるかなって・・・
確かに、貧血でもあるのでめまいはする。
ただ、心臓の薬や血圧の薬を飲むほどではないそうです。
血液検査してHbの値が低めだったので、
鉄剤がもっと飲めるように胃の薬を処方してもらいました。
ついでに気になっていた足のこと、
2年ほど前から右大腿部がへこんできていたことを話しました。
へこんできていたのに痛みはないのでほうっておいたのです。
前の◆先生の最後の診察の際に
「ちょっと歩くだけで息が切れます」と言ったとき
◆先生は
「息切れなんて、心臓だけのせいで起きる訳ではないからね、筋肉の衰えだって考えられるし」
「そうですよ。運動していなかったからか、右足だけ細くなっちゃったんですよ」
「えっ、どこが?」
「ここです」
「うーん。右ききの人は左を軸にしているらしいよ。だから右だけ細くなっちゃったんじゃない?」
その言葉で運動不足なんだと思い込んでしまいました。
今日は、やっぱりおかしいので今までの経緯を話してから、
「1カ月くらい前からちょっと歩くだけで痛く、だるくなるんですけど。何科にかかったらいいですか?」
と相談しました。
新しい先生は一緒に考えてくれました。
「整形外科かな?神経内科かな?
整形外科で一度診てもらったら。なんでもなかったら安心するでしょ」
「はい」
整形外科受診の結果、
「骨腫瘍の疑いあり」でMRI検査をすることに・・・
早く診てもらえばよかった・・・
今の気分は逆光
うれしかったのに・・・
むなしい感じ・・・
気になるのはアブレーション時の放射線被爆量 [経過観察]
2008年10月9日にカテーテルアブレーションを受けてからほぼ1年
1年間に生じた体の変化を記載します。
① 発作性上室性頻拍の発作は起きなくなりました。
(期外収縮の連発はまれに起きますが、息止めですぐに治まります)
② アブレーション後約1週間(15日)に子宮癌検診をうけましたが、頚部も体部もクラスⅡ(異形性細胞を認める)でした。両方一緒にクラスⅡになったので半年後の検診となり、4月の検診では体部はクラスⅠに戻っていました(それまで6年間の検査結果は全てクラスⅠ)。
③ 右そ径部(カテーテル挿入部)に結節ができ、消失するまで約2カ月かかりました。結節が神経を圧迫するのでその間、ずっと痛かったです。
④ 閃輝暗点が5月まで1カ月に1回くらい起きていました。
(アブレーション前、2007年7月3日に起きて依頼、起きていなかったものです)
⑤ 大腿骨にレントゲン写真で腫瘍の所見が観察されました(精密検査の予定)。
以上、アブレーションを受けて、【発作時に服用する薬を持ち歩く必要がない】ということは、生活の質を向上させたと思います。
そ径部の結節はアブレーション時に説明を受けた合併症のひとつですが、2カ月間も消失しないとは思ってもいませんでした。
閃輝暗点は、その機序が不明のため、アブレーションによる合併症とは断定できませんが、頻回起きるようであれば、問題があります。アブレーションによる治療中から、持続する光視症が消失しないという方もおられますので、今後はアブレーションの際には説明したほうがいいと病院側に意見書を提出いたしました(説明するとの回答)。
気になるのは、放射線被爆量です。
私の場合2カ所のリエントリー回路がありましたので、4時間半、3方向からレントゲンで透視されていたことになります。◆先生の説明では、レントゲンでの撮影はアブレーション時のカテーテルの留置位置を記録するためにほんの数秒しかしていないので、レントゲンの放射線被爆量はわずかということです(透視と撮影では被爆量はかなりちがうらしい?)。ただし、受ける側の感受性の違い(個人差)も考慮しなければいけません。
アブレーション後、体の2カ所から(子宮の頚部と体部)異形性細胞が認められたということは、全身の組織、細胞がレントゲンの放射線被爆により、なんらかの影響を受けていると推察されます。ただし、子宮は細胞のサイクルが早いので(生理で剥がれ落ちる)、一過性に異形性細胞がみられたとしても、その程度がひどくなければ問題ないと思われます。
問題なのは大腿骨の腫瘍です。
大腿骨の腫瘍は、アブレーション前から足にへこみがみられましたので、すでにあったものと思われます。ただし、アブレーションでの放射線被爆により、良性だったものが悪性に変わったとしたら、と想像すると・・・安易にアブレーションを勧めたり、受けたりするのは問題ではないでしょうか?
今は、ただ、良性の腫瘍であることを祈るだけです。
根のついたねぎを植えておくと成長します。
おそばの薬味にどうぞ。
疲れると脈が乱れる。 [経過観察]
2010年1月8日(金)
今年初の異常心電図を記録しました。
心電図所見:J 拍動が一定ではありません。
心拍数:72拍/分
血圧:左 141 100 69 右 138 94 69
時々、感じる異常ですが、月曜日から仕事初めで、疲れがたまってきた金曜日の朝、まだ、起き上がる前に記録されました。
なんとなく、心電図に記録される異常は、疲れのたまり具合のバロメーターになっているので、朝に記録される異常は、無理しないように、気を付けるようにとの警告と受け止めている。
この頃気になる心電図波形 [経過観察]
昨年11月から血圧は急上昇しているが、その頃から気になる心電図波形がある。
2010年1月16日(土)
心電図所見:A 波形に乱れはないようです。
心拍数:61拍/分
異常ではないのだが、今までとの違いはT波が低いことだ。
記録でみると、2~3mm程度。
ずーっとこの程度となっている。
以前にこのような波形がでたのは、昨年の新年会でかわったものを食べ過ぎて、食中毒(おそらくノロウイルスか何かの)で、嘔吐、下痢で丸1日何も食べずに、スポーツ飲料で水分を摂っただけの日があったが、その時も、このように、なんとなく元気のない心電図波形(平坦で、心臓が動いてないような感じ)であった。
1日で復活したので、心電図波形も直ぐに元に戻った。
原因は脱水による電解質異常だろうと考えていた。
この頃はこのT波が低い状況が継続して続いている。
調べてみるとT波の平低という心電図所見だと、狭心症等、血液が心筋に行き届かない状況とか、心筋に負担がかかっている状況ということが記載されている。
血圧が急上昇してきた時期と一致するので、やっぱり心筋の負担が大きくなっているのだろうか?
まだ、正常の範囲内のようなので、たいした問題はないと思うが、体に変化が現れていることは確かです。
こうなる前の心電図を示すと、
2009年5月14日(木)
心電図所見:L 波形に乱れがあるようです。
心拍数:62 拍/分
この記録には単発の期外収縮がでているが、T波だけみると、5mm以上(7mmくらい)である。
アブレーション実施後の心電図は過去の記事をご参照ください。
ここにきて急に変ってきたのは、やはり年のせいでしょうか?
【追記】
前の記事の心電図を掲載します。
全体を撮影しました。
2010年1月8日(金)
心電図所見:L 拍動が一定ではありません。
心拍数:72拍/分
これは正常、これも正常・・・ [経過観察]
1月8日(金)に記録された心電図を主治医の先生に見ていただきました。
心電図所見:J 拍動が一定ではありません。
心拍数:72拍/分
血圧:左 141 100 69 右 138 94 69
「うむ・・・、これは心房細動???」
「やっぱりですか? 前の◆先生もアブレーションを受けたときの退院後の療養の注意点に心房細動が残存する可能性もあるって書いていますよ。でも、今のところ長くても20秒くらいだと思います。疲れたときに感じることが多いです。」
「うん。疲れたときにおきるっていう人、多いですよ。心房細動だったらもっと長く続くんですけどね。」
「1月27日(水)にもこんな感じの心電図が記録されました。」
心電図所見:J 拍動が一定ではありません。
心拍数:68拍/分
血圧:左 134 92 65 右 133 94 64
「こっちのは期外収縮の連発かな? これは期外収縮、これは正常、これも正常、これも正常・・・」
先生は正常なことを強調するように、これも、これもと言いながら説明してくれました。
P波が確認できるところを正常って言っていたような・・・。
(数秒の異常のために、薬を処方してもらおうとは思っていませんが・・・、
薬の処方を望む人が多いから、先生は正常であることを強調するのかしら?)
両方とも、私の感じ方としては同じ、
今のところ感じたときにちょっと息を止めていればおさまります。
振り返ると、このふつかの血圧はそんなに高くないけど、降圧剤のコニールを処方されました。
コニール服用後の経過については次回に記載します。
降圧剤の服用は、一時中止 [経過観察]
2010年3月3日(水)
受診、
降圧剤を服用するのかどうか?
先生と相談しました。
前の記事に掲載した血圧と、その1年前の血圧のグラフを持参して説明しました。
コニールを飲んで、急上昇した血圧は、
その後、元の若干高めの状態に戻りました。
その他、食後に下がること、夜は高くないことも説明しました。
カルシウム拮抗剤は、ノルバスクで動悸、コニールで朝の血圧が上昇、
(PSVT の発作時に服用したワソランでは、効いているのかどうかわからないくらいでしたが・・・)
βブロッカーは、セロケンで嘔吐、喘息もあるので適切ではない。
主治医:じゃあ、一時、中止して様子をみましょう。
私:わかりました。
主治医:今日、血液検査して腎機能とか調べますからね。
私:はい。
主治医:婦人科でも診てもらってくださいね。
私:はい。
これだけ書くとなんと聞き分けのよい患者でしょうか?
この話の前に言いたい事は、全部言ってしまったので・・・ 本当は前略ですね。
病院の屋上庭園で待ち時間に撮影したクロッカスです。
クロッカスの花言葉は「信頼、堅実、私を信じて、私を裏切らないで・・・」
「先生、信頼していますから、私を裏切らないで」 っていう感じでしょうか・・・。
交感神経と副交換神経のバランスが崩れている? [経過観察]
2010年3月1日
朝、目覚めてから起き上がろうか、どうしようか?
と、布団の中で腕を伸ばして、ストレッチをしていました。
その時、ちょっとした動悸を感じました。
(PSVTの発作も、背筋を伸ばしたり、洗濯ものを干すのに手をあげたときとかに起きていました。)
その後、すでに、異常はありませんでしたが、
いつも通り、心電図をとりました。すると、
心電図所見:J 拍動が一定ではありません。
心拍数:61拍/分
あっ、これは、若い人にみられるという、呼吸性洞不整脈かしら?
と思い、息を止めて、また、記録してみました。
心電図所見:J 拍動が一定ではありません。
心拍数:64拍/分
やっぱり、息を止めても、P-P間隔が不規則になっていました。
不規則なP-P間隔が記録されたのは6時50分から56分の間、
この後は、規則的な一定間隔の拍動、心拍数60拍/分に戻りました。
この波形を3日の診察の際に主治医の先生にみていただきました。
「期外収縮かもしれない。アブレーションでは、リエントリー回路は焼かれてなくなるけど、きっかけの期外収縮は残ったままだからね。」
ということでした。
ちょっと意外、
私が今まで感じていた期外収縮は、脈が飛ぶのが良くわかる。自覚症状のあるものでしたから。
春先、季節の変わり目、不安定な気候、
交感神経と副交換神経のバランスが崩れている?
貧血と不整脈 [経過観察]
貧血だと、不整脈を感じることが、とても多くなります。
PSVTの発作もそうでした。
逆に、不整脈を感じるかどうかで、貧血の程度もわかります。
Hbが12g/dL以上であれば、あまり異常は感じません。
10g/dL台以下になると、貧血と診断され、極端に多くの不整脈を感じます。
値が11g/dL台だと、その中間で、やはり、しばしば不整脈を感じます。
11.2g/dL以上であれば、Hbの値は正常と診断され、鉄剤の処方もありませんが、めまいもしますし、坂道で息切れします。
そうなる前に鉄剤を服用するのですが、お腹の調子が悪くなるので、
続けては服用できません。お腹が痛くならない程度に服用しています。
鉄剤も種類によって副作用が異なります。 同じ胃腸障害でも、
フェロミアでは胃が痛くなり、
フェロ・グラデュメットでは腸が働かなくなるようで、お腹が痛くなります。
今、服用しているのはスローフィーです。
慢性胃炎のときに、胃腸科の先生に処方されて以来、鉄剤はこれと決めています(1番、マイルドだと思います)。
今回の検査のHbは11.5g/dL、
もう少し頑張って、鉄剤を飲まなくては・・・。
CRPが高いのは、骨腫瘍のためなのか?
原因ははっきりしていません。
突然、暖かくなったり、また、寒くなったり、
天候不順で、体がなかなか対応できない状態です。
皆さんも、体調管理にはお気を付けください。
ユキヤナギの花が咲き始めました。
また、寒くなったので、咲こうとしていた花も迷ってしまうのではないでしょうか?
別名:小米花(白く小さな花びら1枚1枚がお米のように見えます。)
Mein Herz ! [経過観察]
ドイツでは恋人のことを、Mein Herz ! (私の心臓ちゃん!) と呼ぶらしい。
それほど、大切で愛しい存在だから・・・。
前の記事で、血圧が正常くらいに下がったことを記載しましたが、
この頃、もっと下がっていて、朝の血圧は上が110から120台、下が70台となっている。
血圧値だけみると、全く異常はないことになる。
暖かくなったせいもあると思うが、
連休中、北海道に出かけたときにもぐっすりと眠れた朝は上が108くらいしかなかった。
どうも、血圧がさがると心臓の具合が良くない。
心臓の具合が良くないから、血圧が下がっているのではとも思う。
こうなると、むくみが酷い。
循環血液量が極端に減少しているのを感じる。
尿量も減っているのがわかるし、そのため、体重も1~2kg 程度増加する。
女性ホルモンの影響もあるのだと実感する。
頻脈のときは、すぐに自覚症状を感じるが、
徐脈は、くらっとめまいがして、気持ちが悪くなってから、
今、脈が遅くなったのではと感じることがある。
気持ちが悪くなったあとに、頻脈になるときもある。
体が酸素を要求するので、それを満たすように反応するのだ。
連休には、1日から4日まで、諸事、雑用等あり、北海道に帰ったが、やはり疲れた。
6、7日と出勤し、8日はまた休暇であったが、
午前中にめまいがするので、横になっていた。
めまいのあと、
携帯型心電計で心電図を測定したが、波形に異常こそないものの心拍数は57回/分であった。
日中、午前11時くらいにこの心拍数だと、やはり脳には血が行かない。
Mein Herz ! (私の心臓ちゃん!) 元気だして~。
今日は母の日、
バラの咲く季節になりました。
やはり、花は心を満たしてくれます。
本当に癒されます。
心臓にもとても良いです。
そうよね。Mein Herz !
心拍数150拍/分の不整脈、これは何? [経過観察]
今日は循環器内科と整形外科の経過観察日でした。
整形外科の受診の後、循環器内科に行くまでの間にめまいを感じ、
内科の前で心拍数が急上昇しました。
立っていられなかったので、腰掛けてすぐに記録した心電図波形です。
息止めでらくになりましたが、自分でもPSVTの発作か洞頻脈かははっきりしませんでした。
(もともと病院ではドキドキするので、はっきりと治まったことを自覚できなかったのです。)
落ち着いた後は100拍/分前後の心拍数でした。
ときどき、気になる期外収縮も観察されます。
今まで、病院の待合室での洞頻脈は最高でも125拍/分の心拍数でした。
発作性上室性頻拍(psvt)の房室結節リエントリーの波形は、
心拍数は200拍/分以上あります。
psvtの洞結節リエントリーの波形は、
治まったときがはっきりわかりました。
主治医にはめまいが酷いこと、
6月3日には閃輝暗点がほぼ1年ぶりに起きたこと、
血圧は貧血もあり、丁度よくなっていること(でも、下は高いこと)、
不整脈は単発の期外収縮の他に、
7連発くらいの期外収縮(一過性心房細動?)を感じるが記録はできないことを話ました。
「う~ん、ホルター心電図とってみましょう。めまいも心臓のせいかもしれないし・・・」
「ホルター心電図をとった日に異常がでなかったら、それだけで、大丈夫とか言われるのはいやなんですけど・・・」
「患者さんは皆そういいますけど、何かつかめることもありますから・・・1回とってみましょう。」
ということで、また、ホルター心電図検査を受けることになりました。
帰宅後、少し心臓あたりに痛みを感じます。
そうそう、
それから、主治医はマスクをしていませんでした。
前回の受診でマスクで隠して気にしていた御ひげは剃ってしまっていたのです。
屋上庭園でいつも可憐に咲いていた花です。
白い蝶のような花、ハクチョウソウという名なのだそうです。
風になびくと、本当に美しく舞っていました。